中庭の狂人日記

(または劇団夢現舎は如何にしてロンドン公演を行うか)



第三回ロンドン・凱旋公演特設ブログ
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忘れる年の会

本日は劇団夢現舎の忘年会でした。

当日は大雨でどうなることかと思いましたが、今年お世話になってくださった方をはじめ、沢山の方々がここアトラクターズスタジオに集まってくださいました。

H
なぜかH型に配置された会場。

不思議な形でも和気あいあい
大雨でお足元の悪い中、いらっしゃってくださった皆様、本当にありがとうございました。

中にはロンドンでお手伝いしてくださった方が、たまたま日本に帰って来た為参加してくださり、高円寺の稽古場にロンドンのかおりを運んできてくださいました。

ご来場ありがとうございます。 また、お待ちしております。

劇団夢現舎にとってとても大切な年だった今年を祝いつつ、夜がふけていきました。

コシヒカリ
なんと、劇団夢現舎の演出家のご友人から、貴重なコシヒカリを頂き、みんな喜び勇んで山分けし、おいしく頂きました。福井のとてもとても貴重な精米したばっかりのお米です。一つ一つが輝いていました。福井の松井様、本当にありがとうございました!!
女優 メランコリーK

ここで・・・?

凱旋公演一日目。
私はとても楽しみにしていることがありました。


ロンドンで初めてお客さんの前で演じたとき、ロンドンのお客さまは私達の思ってもみないところで笑うことに私はとても驚きました。
今回のお芝居はお芝居の中に「字幕」を使ったのですが、変な場所から私達が出す字幕に笑ってくださるのはもちろんのこと、「え!ここで・・・?」とびっくりしてしまう、予想もつかないところで大笑いしていました。
「日本だったら絶対このシーンで笑いはおきないはず・・・」というところで笑いがおきたとき、文化の違いを肌で感じている・・・と、しみじみ思ったものです。

お芝居は、お客さまと作るものだと思います。
ロンドンのお客さまとつくりあげてきたこの作品ですが、日本のお客さまの反応はどう違うのか。また、それによってこの作品はどう進化していくのか。
舞台裏でワクワクしながら待っていました。

>>>本日の担当 女優 メランコリーK
女優 メランコリーK

こぼればなし

English is very difficult !!

何度その言葉を思ったことでしょう、今回のロンドン公演。

たとえば・・・
劇場の入口はオートロックのため毎日インターフォンを鳴らし入るのですが、自分をなんて名乗ろうか悩む時。(だいたい劇場主ジョージが明るく歌うように「Hello〜!!」と出ます。私は最後までうやむやに、「む、むげんしゃ・・・」と言っていました)
そのジョージが突然女の子を連れてきて、「後は頼むよ!午後から君たちの手伝いをさせてあげてくれ!」と言って、私にその子をまかせ、言葉の通じない初対面の二人が取り残された時。
ある日、劇場のインターフォンを「とってみなよ」と言われ、とりあえず「Hello」と出ると、「とれるじゃない、今日から君はうちのスタッフさ。ハハハ!」と言って私に留守番を頼み昼寝に行ってしまった時。
劇場ボランティア、「トニー」に「R」「L」の発音レッスンで捕まり、本番ぎりぎりまで熱心に教えてくれた時(もちろん説明もすべて英語で)。
宣伝で行った場所場所、自分達の力で自分達の芝居をアピールする時。(パフォーマンスをおこなっているときは、見てもらえば分かってもらえるのですが)
観光名所で1人でぼーーっとしていたときに、知らない人に話し掛けられた時。
スーパーのおじさんに、「君はこのジャム好きかい?僕はねぇ〜・・・」と、ずっとオーガニック食品について話された時。

イギリスの人は、「I can't speak English!」と言っても言っても英語で話しかけてきます。私達が多分わかってないと思っていても、自分の言いたいことは言う。アピールしたいことはアピールする。
芝居が終わった後など、たくさんのお客様が私達に熱心に話しかけて来て下さいました。
しかし、劇団夢現舎は誰1人として英語がきちんと話せません。


でも、不思議なのですが、
なぜかわかるのです。[ことば]というものに怖がらなくなってくると。
お客様の言いたいことが。
ジョージやの他のイギリスの協力者さん達の言いたいことが。
(ボランティアさん方に通訳をお願いしたりもしていましたが)
街の人々の言葉が。

最後のほうは、なんの怖がることもなく、普通にお客様と笑って会話をしていました。かたことの英語と、身ぶり手ぶりと表情で話すことがむしろ楽しくてしかたなくなりました。もちろん、完璧には意思疎通はできないですが、言葉よりもっと大切なもので会話できていたのでしょうか。

そもそも私達は、言葉と文化の壁を越えることに挑戦しに行ったのですから。

早くまたロンドンに行きたい!!
と、ここ東京から毎日思っています。

>>>本日の担当 女優 メランコリーK


そんなこんなですっかり帰りたくなくなったロンドンともお別れしてはや1月半。劇団夢現舎、無事に凱旋公演も終え、次なる目標に向けてスタートをするところです。すでに次の、更にわくわくする構想も立ち上がりかけています。今後の劇団夢現舎も、どうぞよろしくお願いいたします。
尚、このブログは後少し、劇団員のロンドンそして凱旋公演の感想、こぼれ話しを載せて終了させて頂きます。残り少しの間ですが、私達の「中庭の狂人日記」どうぞおつき合い下さい。

このブログの御感想、御意見などございましたら、下のメールアドレスにどうぞお送りください。お待ちしております。

劇団夢現舎
http://www.mugensha.net
koenji@mugensha.net
女優 メランコリーK

いよいよ

いよいよ明日は千秋楽です。
劇団夢現舎が約一年かけて(公演ごとにずいぶんとお話は変わりましたが)取り組んだこの作品とも明日でひとまずお別れ。
いつかまたこの作品に取り組む日を楽しみにしつつ、最後まで自分の役と、お話と向き合ってよりよりものを生み出して行きたいです。

受付のみなさま 受付のみなさま
今回手伝ってくださった受付のみなさまです。素敵な笑顔で私達を励まし、お客さまを誘導してくださいました。ありがとうございました!!

>>>本日の担当 女優 メランコリーK

ロンドン凱旋公演残り1日。
女優 メランコリーK

今朝の満月は・・・

今朝、慌てて家を出て駅に向かっているとき、一年の内で私が一番好きな時期がやってきたことに気が付きました。
私は、冬に足をふみかけているようなこの季節がとても好きです。
きりっとした冷えた新鮮な空気と適度な湿度、そして透き通るようなこの時期独自の空の色をみていると、なぜかそれだけで幸せな気分になります。
遅刻ぎりぎりだったのですが、思わず足を止めて見ていると、ぽっかりと白い月も浮かんでいました。

そういえば、ロンドンの青空を初めて見たとき、その綺麗さにすごく感動しました。周りをみればロンドンの街並みなのですが、空だけは日本と変わらないことが、当たり前かもしれないけれどとても不思議な気分になり、ロンドンの道ばたで空を見つめてひたってしまいました。
よくよく見ると、色が違ったり、空が遠く見えたりするのですが・・・。
芝居とともに、こんなロンドンで経験した感動を日本に持って帰りたいな。と、思った瞬間でした。

>>>本日の担当 女優 メランコリーK

ロンドン凱旋公演まであと12日。
女優 メランコリーK